ヘッドライト磨き

若返り術

新車登録からもう10年、けど古さを感じさせないTTクーペ。とはいえヘッドライトの黄ばみは年式相応なので透き通った目にしてあげます。

なぜ黄ばむのか?

今どきの、90年後半以降の車のヘッドライトはポリカーボネートという透明の樹脂でできています。事故の時に飛散しないためですね。平成一けた、初代ロードスターとかインプレッサはガラスなのでいつまでも透明なまま、うらやましい。

ポリカってレーシングカーなんかでガラスの代わりに使われる軽くて透明なプラスチックです。ガラスって意外に重いし割れるのでよく使われます。熱でだよ~んってたるんだプレリュードのリアを思い出す…

で、その便利なポリカですが結局樹脂なので紫外線にやられます。太陽の光で5,6年もすれば曇りだし、だんだん黄色が強くなってかすむのです。そしてこの時酸素が必要なのです。新車では表面にコーティングがしてあり空気との接触が抑えられているので黄色くならないのですが時間とともにコートも劣化して曇ってくるのです。

曇りとり

解決方法は一つ、表面を削るのです。それしか方法はありません。これからご紹介するサンドペーパーで削る方法にしても量販店で売っているヘッドライトピカピカ剤にしても最初は削るのです。量販店の簡単な方法では半年ほど、長くても一年しか持ちません。パッケージにもよく見れば書いてあったり。半年ごとにやり直すのは馬鹿らしいので休日に本気で治してみました。

作業順番は

#1500 → #2000 → #3000 → ピカール → クリア塗装

です。ちょこっと曇ってるくらいなら2000番から始めてもいいかと。簡単にピカールだけでやる方法も紹介されていたりますがそれで治る程度ならやらなくていいのでは。ひどいと1000番からでも。何番から始めるのがいいとみなさん気にしてますが、迷ったら1500番スタートで間違いないです。

ってことで1000番から始めた右側と1500番から始めた左側を合わせてご紹介します(^^)ゴシゴシ削るので左右合わせて2時間ほどでした。

耐水ペーパーでゴシゴシ

この黄ばみ、伝わります…?写真以上に曇りがひどいのです。そりゃユーザー車検も一回落ちるわけで(光量不足)。というわけで1000番から削っていきました。

削り始めてすぐにこんな感じに。カスが黄色いのがわかります?この時は黄色いし曇るしで不安に。やっちまったものは仕方ないのでそのままガシガシ…はNGで、軽くなでるように耐水ペーパーを当てていきます。

だんだんカスが白く、曇りがより曇りに(ナンノコッチャ

目詰まりと加熱防止のために水をバンバンかけています。

濡れているとそこそこ透明、乾くと完全に白になりました。だいたい10分くらいです。

この後#1200 → #1500 → #2000 とそれぞれ10分程度磨いたのがコチラ↓

全然透明でないorz 濡れればまぁまぁ透明になりますが。番手は飛ばさず、一段ずつ上げていきます。

ネットで見ても2000番で終わり!あとはクリアコート!みたいな記事もありますが、仮にクリア吹いても水で濡れた状態以上にはならないので、もうちょっとがんばってみます。

#3000 でがんばったのがコレ↓

いいんでない?これにクリア塗装でいいんでね?画像は水で濡れた状態です。2000番の濡れた状態よりも圧倒的に透明です。リフレクターがキラッキラ。

ピカールで一生懸命仕上げしたのがコチラ↓

乾いた状態でこれ。バッチシです。ピカールはこすりすぎると摩擦熱で白ボケしてしまうので力を入れすぎない&たっぷりつけるが大事です。

  

ここまでラジオ聞きながらで約1時間。なんか雲行きが怪しくなってきたので左側は1500番からスタートです。

左ヘッドライト

同じくらい黄色いのです。右側がキレイになったのをいいことに、メンドイし1500番からでいいっしょ♪1000番と1200番を省略した1500番スタートをご紹介します。

1500番でも同じように黄色くなります。黄色い粉が白くなってくるまでは1000番よりも時間がかかりました(10分→15分くらい)。

同じように粉が白くなってきたら2000番へ。15分ほど磨いたら3000番へと進みます。

3000番が終わってこんな感じ。やっぱりピカールを使わないと、乾くとしっかり曇ります。濡れている(下半分)とイイ感じ。

ってことで右と同じようにピカールで。だいたい同じくらいまで透明にすることができました。左側だけで40分くらいかな。

ってことで

ひどくなければ1500番から、ひどいときは1000番で。けどよっぽどじゃなければ1500番スタートでいいと思う。

いままでホイールDIY塗装など素人にしては耐水ペーパーを使ってきたほうだと思いますが、やっぱり1000番のやすり目を消すのは大変。その兼ね合いもあるので1500番がおすすめです。

クリアコート

磨いて透明になったー!って喜んでいても、コーティングしないと曇ります。紫外線と酸素と長くて2か月ほどで透明感がなくなります。半年もすれば曇っているのが一目瞭然に(NBロドスタで経験済み)。なのでウレタンクリアで酸素を遮断します。市販のヘッドライト用のコーティング剤は使ったことがありませんが、磨くのけっこう大変、2度とやりたくないのでウレタン塗料を使っています。塗膜が硬化すると樹脂の層のようになるので酸素を遮断してくれます。難点は高い。2液混合型で安くて2、3千円ってとこです。しかも使い切らなければいけないけど一台分では余る。ただ仕上がりは最高です。

磨いてから焦って作業する必要はありません。ピカールの後天気が悪くて1週間後にやっと塗装しました。

こんなモンスターいた気がする。ウレタン塗料はついちゃったら落ちない(削るしかない)ので厳重に。

マスキングは一気に左右やっちゃいました。風で浮きそうなところはテープで押さえておきます。風でバタバタは隙間に塗料が入るしごみが飛んで着くリスクにもなります。

塗る前はこんな感じ。十分ツヤツヤでできれば塗りたくないくらい (^^;)

3回塗り重ねた後。ハイ、垂れたし白ボケしました。たぶん表面に水がついてたんだと思います…乾くまで修正はできないので3日後に修正しました…

気を取り直して左側!

はい、垂れました….塗装は苦手なのですorz 光の加減でわかります?これは3回重ね塗りが終わったあと。

垂れ、白ボケ修正

んでこれが後日↓

上のほうはいい感じ♪垂れはともかく白ボケが目立つので修正していきます。

垂れていたところを重点的に#1000で磨いていきます。ウレタンは固く#1500では歯が立ちませんでした。この段階でクリア層のなかの白い泡を確実に消しておきます。

なるべくほかの部分はなるべく削らないように、横にやすりを動かしていきます。同様に#1200#1500#2000 #3000ピカールと進めました。上の画像、一部クリア層が削られちゃって下地(?)が見えているのわかります?画像左上らへんの丸く楕円になっているところです。まぁこれくらいは気にせずいきました。

どやっ。つやっつやでしょ。クリアを磨き上げるといい感じなのです。

右側は白ボケはなかったのでコンパウンドで垂れをならす程度に。

白ボケ、垂れさえなければもっと楽でしたが、失敗しても案外何とかなるものです。クリアなヘッドライト、ほんとにいい感じです。

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